南アフリカのナミビア共和国で１８３６年に発見された隕石で、ギベオン隕石と呼ばれています。
ギベオンは宇宙からの飛来した鉄（Fe）とニッケル（Ni）を主成分とした鉄いん石（隕鉄）と呼ばれるものです。
ニッケルを7.82％含みギベオンの硬度は９と硬く、表面の網目状の「ウィッドマンシュテッテン構造」と呼ばれる模様が特徴です。
この構造は100万年に１℃のスピードで冷却した時に現われる構造と科学的に立証されて、人的に合成は不可能だそうです。
隕石のほとんどは、太陽系の誕生と同じ時期にできたといわれ、地球上に存在しない鉱物が含まれています。宇宙の謎を解く重要なメッセージを持っているのかもしれませんね。
ギベオン隕石はそれぞれに個性があり、照明の角度で微妙に「ウィッドマンシュテッテン構造」が変わって見えます。
ギベオン隕石を持つと持ち主の限りないパワーを引き出し、夢や希望をかなえると云われ、そして立身出世、富と名声を得る石とされています。古来より神聖な石として魔除けの効果があるとされ、神器にも使われていたそうです。地球以外の惑星から永遠と理想を表す情報を受け取る石。霊性を高め、強い精神力を身につけると言われ、また病気（特に伝染病）を防ぐ効果があるといわれています。
サイズ
長さ 約26mm
太さ 約7mm
